奈良は「日本酒のふるさと」とも呼ばれ、昔から酒づくりが盛んな土地です。 神さまにお酒をささげる文化も根づいていて、水・米・祈りがそろった特別な場所。 そんな奈良の酒蔵の中から、味・歴史・人気のある3つを選びました。
春鹿(はるしか)|今西清兵衛商店
ならまちにある老舗の酒蔵で、明治17年創業。 「春鹿」の名前は、春日大社の「春」と神の使い「鹿」からつけられました。
ならまちの散歩ついでに立ち寄れる、観光客にも人気の酒蔵です。
みむろ杉|今西酒造(いまにししゅぞう)
三輪山のふもとにある酒蔵で、創業は江戸時代の1660年。 大神神社(おおみわじんじゃ)のすぐ近くにあり、神さまにささげるお酒をつくってきました。

人気のお酒 ・みむろ杉 純米吟醸 ・三諸杉(みもろすぎ)
味の特徴 ・フルーティーでやさしい味わい ・上品な香りが特徴
利き酒体験 ・酒蔵の見学と飲み比べ(要予約)
神社とのつながり 『日本書紀』に登場する酒の神・高橋活日命(たかはしいくひのみこと)が 大神神社に酒を献上した記録があり、今西酒造はその伝統を今も守っています。
三輪の水と米でつくるお酒は、神さまに近い場所ならではの味です。
風の森|油長酒造(ゆちょうしゅぞう)
御所市にある油長酒造は、1719年創業の酒蔵ながら、 今では若い人や海外でも人気のあるブランドです。 伝統を守りながら、新しい酒づくりにも挑戦しています。
見た目もおしゃれで、ギフトにもぴったり。 「風の森」は、奈良酒の未来を感じさせる一本です。
清酒発祥の地・正暦寺(しょうりゃくじ)と菩提山(ぼだいせん)
奈良市の山あいにある【正暦寺(しょうりゃくじ)】は、 室町時代に「菩提酛(ぼだいもと)」という酒づくりの方法を生み出したお寺です。

歴史と由緒 ・菩提山(ぼだいせん)という山号(さんごう)を持つ寺院 ・清らかな水が湧く環境で酒母づくりが始まった場所 ・「日本清酒発祥之地」の石碑が立つ
現在の取り組み ・奈良の酒蔵が毎年1月に集まり、酒母(しゅぼ)を共同でつくる行事を開催
奈良のお酒を飲むことは、日本酒のルーツにふれる旅でもあるのです。ぜひ、お試しください。





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