天理市柳本町で、秋の風物詩「第22回 山の辺のあかり 柳灯会(りゅうとうえ)」が開催されます。
2025年9月13日(土)・14日(日)、点灯は午後5時から午後9時まで(雨天中止)、黒塚古墳や柳本公園一帯が幻想的な灯りに包まれ、古代ロマンが浮かび上がる夜が広がります。
開催概要
- 開催日程:2025年9月13日(土)・14日(日)
- 点灯時間:17:00~21:00(イベントは点灯前から始まります)
- 会場:黒塚古墳墳丘部、柳本駅前広場、柳本公園周辺
- 内容:行灯や竹あかり展示、ステージイベント、地元グルメ(竹炭みたらし団子など)
- 主催:柳本もてなしのまちづくり会 柳灯会実行委員会(090-3946-1700)

アクセス
電車:JR桜井線(万葉まほろば線)「柳本駅」下車 → 東へ徒歩約7分(550m)
※柳本駅前広場でも点灯されます。
イベントプログラム
9月13日(土)
- 14:00~20:00 協力マルシェ(フード販売)
- 15:00~15:30 日本剣道形演武
- 18:00~ オープニングセレモニー
- 18:30~ 大正琴・二胡演奏
9月14日(日)
- 17:30~ 篠笛、神庭流日本舞踊、コーラス
両日共通
- 手作り行灯・竹あかり展示
- 竹炭で焼く「みたらし団子」販売






黒塚古墳|三角縁神獣鏡33面の発見地

黒塚古墳|三角縁神獣鏡33面の発見地
柳本町を代表する史跡「黒塚古墳」。
全長約130mの前方後円墳で、1997~1998年の発掘調査で卑弥呼が魏から贈られたとされる三角縁神獣鏡が、国内最多の33面出土しました。これは一つの古墳からの出土数として国内最多で、「邪馬台国畿内説」を強く後押しする大発見となりました。
古代史ファンなら一度は訪れてみたい場所であり、夜に灯りに照らされた姿は、まさに“古代ロマンの舞台”です。
黒塚古墳展示館|実物大石室で古代を体感

会場すぐそばには「天理市立黒塚古墳展示館」があります。
竪穴式石室を実物大で復元し、三角縁神獣鏡33面や刀剣類のレプリカを展示。館内解説は英語・中国語・韓国語にも対応しており、外国からの来訪者にもわかりやすく紹介されています。
入館料は無料。柳灯会とあわせて見学すれば、古代から江戸、そして現代へと続く「柳本の歴史のつながり」を体感できます。
開館時間 午前9時~午後5時
休館日 月曜日・祝日・年末年始


柳本藩と織田有楽斎の物語
柳本の地は、戦国武将・織田信長の弟で茶人としても知られる 織田有楽斎(うらくさい) にゆかりがあります。
関ヶ原の戦いの功績で大和国内に3万石を与えられた有楽斎は、のちに隠居し、領地を子に分け与えました。
そのうち五男の尚長が柳本藩を治め、明治維新まで続いたのが「柳本藩」です。
藩邸は現在の柳本小学校一帯にあり、昭和41年まで一部が学校として利用されていました。藩邸表向御殿は橿原神宮に移築され「旧織田屋形」として重要文化財に指定。信長の血脈が、江戸時代の奈良に根を張っていたことを今に伝えています。

柳灯会が行われる黒塚古墳や柳本公園周辺を歩けば、古墳時代のロマンと江戸時代の武家の歴史が重なり合う、不思議な時の流れを感じていただけると思います。
まとめ
「第22回 山の辺のあかり 柳灯会」は、幻想的なあかりに包まれながら、古墳と藩邸跡という歴史の舞台を楽しめる特別な二夜です。
秋の夜風を感じながら、音楽や舞踊、そして古代と江戸の歴史に思いを馳せる時間は、ここでしか体験できません。
JR柳本駅から歩いてすぐですので、ぜひ、ご家族や友人と訪れてみてください。
また時間があるようでしたら、黒塚古墳から数百メートル東に「日本最古の道・山の辺の道」がありますので、足を延ばされるのもよいと思います。



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