
唐招提寺は、奈良時代に鑑真和上により創建されました。火災などが少なく、創建当初の建物がたくさん残っています。
開山御廟への参道脇の苔も素晴らしいです。

唐招提寺金堂
唐招提寺は、苦難の末に渡来された鑑真和上により、759年に修行の道場として開かれました。
その後、鑑真和上の弟子の尽力により、金堂が完成しました。
また、講堂は平城宮から移築され、現存している唯一の平城宮の建築例です。
火災などの被害が少なく、創建当時の建物がたくさん残っています。


金堂(国宝)
8世紀の建築時の姿をそのまま残しています。
堂内には、
正面に本尊・廬舎那仏坐像(国宝)
右に薬師如来立像(国宝)
左に千手観音立像(国宝)
が並んでいます。

近鉄西ノ京駅前の案内図です。
駅から唐招提寺までは、徒歩約10分です。
バスは、JR奈良駅から、1時間に2本出ています。所要時間は約20分です。

講堂(国宝)
奈良時代の建築物で、平城宮の東朝集殿(朝集殿とは、朝廷の儀式が行われた朝堂の横にあり、儀式のために集まった臣下たちが待機した建物)を移築した建物です。
天平時代の面影を留める貴重な建物です。
内部には、本尊弥勒如来坐像・持国天、増長天立像などの重要文化財をはじめ、多くの仏堂が安置されています。

鼓楼(ころう:国宝)
名称は鼓楼ですが、現在は、仏舎利を安置していることから舎利殿とも呼ばれています。
鎌倉時代の1240年につくられました。

礼堂(らいどう:重要文化財)
鼓楼(ころう)の東に位置する建物です。
鼓楼に安置された仏舎利を礼拝するためのお堂です。
内部に重要文化財の釈迦如来立像と日供舎利塔(にっく しゃりとう)を安置しています。

戒壇

経蔵(手前側)と宝蔵(奥側)
ともに国宝で、奈良時代につくられました。高床式の校倉造(あぜくらづくり)です。
経蔵は、唐招提寺創建以前の米蔵を改良したものと言われ、唐招提寺でもっとも古い建物です。
宝蔵は、唐招提寺建立に合わせてつくられたものと言われています。経蔵より一回り大きい建物です。

開山堂
江戸時代に徳川家歴代のご霊前として建立されました。
明治になり、鑑真和上のご尊像が安置されていましたが、ご尊像が御影堂に移されました。その後、2013年に鑑真和上のお姿を写した「御身代わり像(おみがわりぞう)」がつくられ、この開山堂に安置されています。

開山御廟(かいざんごびょう)
鑑真和上の墓所です。
唐招提寺の北東の奥まったところにあります。


開山御廟の入口です。
見事な苔で、覆われています。















秋篠川と唐招提寺遠景
秋篠側は、平城京の西を流れる川です。
奈良時代には、もう少し下流に大和川を登ってきた船の港があり、付近に西市という市場がありました。
奥に広がる森は、唐招提寺です。

下流にある平城京西市の船着き場の案内板



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