十津川温泉郷ってどんなところ?源泉かけ流し宣言とアクセス・観光情報

湯泉地温泉道の駅の看板の写真 文化や歴史

村全体が「源泉かけ流し」宣言!本物の温泉文化を守る地

十津川村2004年6月28日 に、村内の3温泉地(湯泉地十津川上湯)にある 25施設すべてで「源泉かけ流し」を宣言しました。 その後も現在に至るまで、加温・加水・循環・消毒を一切行わず、薄めることもなく、完全源泉かけ流しを貫いていという本格派です。自然の湯をそのまま楽しめる “ほんまもんの温泉”。豊富な湯量と自然への敬意がこの文化を支えています。

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3つの温泉地の特徴と泉質

湯泉地温泉の泉湯の写真

湯泉地(とうせんじ)温泉  
泉質:アルカリ性単純硫黄泉(もしくは単純硫黄泉)、泉温約60 ℃、pH9.1程度  
→ 渓谷沿いに古湯として旅館や公衆浴場が点在。肌への柔らかさと硫黄臭のある“青みがかった”湯質が人気

十津川温泉  
ナトリウム-炭酸水素塩泉・塩化物泉、泉温約70 ℃、pH7.9(弱アルカリ性)  
→ 村内でもっとも多くの宿泊施設が集まる温泉地。飲泉可。美肌効果・湯冷めしにくさ・切り傷や火傷などへの効能あり

上湯温泉の写真2

上湯(かみゆ)温泉  
含硫黄ナトリウム-炭酸水素塩泉、泉温約82~85 ℃、pH7.7  
→ 村で最も秘境感のある湯。神湯荘の大露天風呂があり、とろみのある滑らかな温泉が魅力

主な施設と日帰り入浴情報

温泉地 公衆浴場・施設 入浴料(大人) 営業時間 定休日
湯泉地温泉 泉湯 約600円 10:00〜20:00 火曜
湯泉地温泉 滝の湯(露天風呂あり) 約800円 8:30〜20:00 木曜
十津川温泉 庵の湯(公衆浴場) 約600円 8:30〜20:00 火曜
十津川温泉 星の湯(昴の郷保養館) 約1,000円 12:00〜17:00 無休(繁忙期短縮有)
上湯温泉 神湯荘の大露天風呂 約500円 日帰り可(不定休) 木曜・悪天候時など

車でのアクセス

  • 大阪市内から:南阪奈道路→京奈和道→五條IC → 国道168号 → 十津川温泉(約130km、3時間程度)
  • 奈良市内から:京奈和道→五條IC → 国道168号 → 十津川温泉(約110 km、3時間程度)

※山道多め。冬季は凍結・積雪に注意/スタッドレスタイヤ推奨

バスでのアクセス

  • 近鉄大和八木駅/JR五條駅から 奈良交通バス(新宮行き特急バス) に乗車 → 十津川温泉バス停下車。所要時間は 大和八木から約3時間50分五條駅から約2時間50分(途中休憩あり)
  • 途中、谷瀬の吊り橋で休憩あり
  • 一日あたりの便数は限られているため、事前確認を忘れずに。

観光スポットと体験

  • 玉置神社:熊野古道「大峰奥駆道」の天空の聖地。世界遺産の構成資産としても知られる。神代杉など荘厳な雰囲気が魅力
  • 谷瀬の吊り橋:生活用鋼線吊り橋として日本最長(約297 m、最大20名同時通行)、1954年住民の寄付で完成。渓谷の絶景とスリルが人気
  • 熊野古道 小辺路:世界遺産登録済の巡礼路。果無集落を含む高野山と熊野本宮を結び、日本の原風景が楽しめます。
  • 🌸 季節の花と風景:春の桜、秋の紅葉など四季折々の自然美

まとめ:十津川温泉郷は“ほんまもん”の癒しの地

十津川村は、日本初の源泉かけ流し宣言村。泉質・景観・安全性すべてが揃う本物の温泉地です。 「遠いぶんだけ、あったかい」——そんな言葉がぴったりな、奈良の秘湯です。

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