ロータスロード – 蓮が咲く寺院を巡る奈良の散策路

垂仁天皇陵の池と森と看板の写真 歩く

近鉄大和西大寺駅のすぐ近くの西大寺をスタートして、ほぼ南に歩いていきます。
途中、菅原道真公の誕生の地の菅原天満宮、聖武天皇が不思議な光を見られたという喜光寺、そして垂仁天皇陵、さらに唐招提寺薬師寺と続く道をロータスロードとしています。
薬師寺まで歩くと近鉄西ノ京駅はすぐ近くですので、ここから近鉄電車やバスで戻ることができます。

これらの4つのお寺では、夏のハスの時期には蓮の花を楽しむことができます。

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西大寺

西大寺は真言律宗の総本山です。
近鉄大和西大寺駅から徒歩で数分のところにあります。
奈良時代に創建され、南都七大寺の一つとして、当時は多くの伽藍をもつ大きな寺でした。
平安遷都により、寺勢はいったん衰えましたが、鎌倉時代に再建復興がされました。しかし、室町時代に兵火により多くの伽藍が失われてしまいました。
現在の伽藍の多くは、江戸時代中期以降に建てられたものです。
大きな椀でお茶を飲む「大茶盛」が有名です。

本堂
本堂は土壁を用いない独特の建築技法による、優れた近代仏堂です。

東塔跡と本堂

四王堂(しおうどう)
西大寺創建の始まりとなった四天王像をまつる仏堂です。
現在の四天王像も後世に再びつくられたものですが、その足の下の邪鬼(じゃき)は創建当初の姿を伝えています。

鐘楼

菅原天満宮

菅原天満宮
 菅原道真公を祀る日本最古の天満宮で、道真公の生まれた地とも言われています。
 学業向上や試験合格の祈願に多くの方が訪れています。
 近鉄西大寺駅から、南に徒歩15分。 近鉄尼ヶ辻駅から、西に徒歩15分です。

菅原の天神様は、
「学問の神」「書道の神」「難除けの神」として、
あがめられています。

天神様にとって、「牛」は神様のお使いです。

菅原道真公の誕生の地
菅原天満宮から東に100mほどのところにあります。
この池が、道真公の産湯池と伝えられています。
道真公の母君が故郷のこの地に戻って来て、道真公を産まれたとのことです。

喜光寺

喜光寺
西大寺の南、菅原天満宮の近くにあります。
奈良時代の721年に、行基菩薩に創建されました。この地は菅原の里と呼ばれていたため、最初は「菅原寺」という名前でした。
行基菩薩は東大寺造営に当たり、この寺の本堂を参考にしたことから、「大仏殿の試みの堂」としても知られています。
748年に聖武天皇が来られた際に、ご本尊から不思議な光明を感じられ、そのことを喜ばれて「喜光寺」という名前になりました。

本堂
蓮の花の時期に、西大寺・喜光寺・唐招提寺・薬師寺を結ぶ道を「ロータスロード」と名付けて、寺と蓮の花を楽しむ取り組みが行われています。
近鉄西大寺駅と近鉄西ノ京駅を結ぶ道です。

垂仁天皇陵(すいにん天皇陵)

垂仁天皇陵
近鉄西ノ京駅と尼ヶ辻駅の間にあり、電車からよく見える前方後円墳です。

御陵の向こうに見える山は生駒山です。
生駒山の向こうは大阪で、県境の峠を「暗峠(くらがりとうげ)」と言います。
大阪から暗峠を通って奈良に向かう道を「暗越(くらがりごえ)奈良街道」と言い、この古墳の北側を通っています。

この先、唐招提寺薬師寺へと続きます。

帰りは、薬師寺のすぐ近くに近鉄西ノ京駅がありますので、そこから近鉄又は春日大社行のバス(途中、JR奈良駅、近鉄奈良駅に停まります)に乗ります。

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