なぜ奈良はかき氷の聖地?|奈良市の人気かき氷店3選

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奈良には、古代から氷にまつわる物語があります。 奈良時代、冬に凍った池の氷を「氷室(ひむろ)」に貯蔵し、夏に高貴な方へ献上していたという記録が残っています。 その氷室の跡地は天理市福住に、そして福住と奈良公園には「氷室神社」が今も鎮座し、氷の神様を祀っています。
そんな歴史を背景に、奈良は“かき氷の聖地”と呼ばれるようになりました。 今回は、奈良市で人気の3店「ほうせき箱」「樫舎」「堀内果実園」を、空気感と味覚の旅としてご紹介します。

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ほうせき箱(本店・バスターミナル店)|ふわとろ泡氷の先駆者

ほうせき箱(本店)

もちいどの商店街にある「ほうせき箱」は、全国でも先駆けとなったエスプーマかき氷の名店。 ふわふわの氷に果物やヨーグルトの泡ソースがとろけ、見た目も味もまるで“食べる宝石”。

人気メニュー:「なら苺氷」「さくらきなこ」「リトマス試験紙氷」など

  • 空間:吉野檜が香る、木の温もりに包まれた店内
  • 予約方法:前日21時からWeb予約(Airリザーブ)
  • アクセス:近鉄奈良駅から徒歩約8分

かき氷について(店の前にあった案内板)

かき氷は、削った氷で作る日本の伝統的なデザートです。 1000年以上の歴史があり、清涼感のある味わいが夏に人気です。 純氷(じゅんぴょう)と呼ばれる高純度の氷を48時間以上かけて凍らせ、ゆっくり丁寧に削ることでふわふわの食感を生み出します。 このお店では、エスプーマという泡状のソースを使った新しいスタイルのかき氷が楽しめます。

SOUSUKE by ほうせき箱(奈良公園店)

奈良県庁の東、奈良公園バスターミナルの西棟1階にある姉妹店「SOUSUKE」では、柿の葉茶をテーマにした氷とドリンクが楽しめます。

  • 主なメニュー:「薪火焙煎柿の葉茶氷」「キャラメルパイン氷」「鹿クッキー」など
  • 空間:奈良公園の緑を眺めながら、静かでゆったりとした氷時間
  • 予約方法:テイクアウト中心、イートインは予約優先
  • アクセス:近鉄奈良駅から徒歩約6分

樫舎(かしや)|和菓子の名匠が仕立てる静けさの氷

ならまちの一角に佇む「樫舎」は、老舗和菓子屋が茶席のような氷時間を提供する特別な場所。

  • 代表メニュー:「抹茶蜜氷(蕨餅入り)」「白玉・寒天・丹波大納言入り」
  • 演出:漆器の器に盛られた氷と、食後に添えられる温かいお茶が心を整えてくれる
  • 予約方法:電話による予約優先
  • アクセス:近鉄奈良駅から徒歩約10分

堀内果実園|果樹園直営、旬の果実を味わう贅沢氷

三条通り沿いにある「堀内果実園」は、五條市西吉野町で育てた果物を贅沢に使ったフルーツ氷の専門店

  • 季節限定メニュー:「丸ごと桃すもも氷」「いちごいちじくミルク」「台湾トロピカル」など
  • 味わい:果実の自然な甘みとミルクエスプーマのやさしい口どけが絶妙
  • 店内サービス:ドライフルーツ・フルーツサンドの販売もあり
  • 予約:不要(混雑時は整理券制)
  • アクセス:近鉄奈良駅から徒歩約4分

まとめ|奈良のかき氷は、歴史と技がとけ合う夏の贈り物

奈良のかき氷は、ただの冷たいおやつではありません。 氷室の歴史、職人のこだわり、自然の恵み、そして空間の美しさまでがひとつになった、五感で味わう夏の記憶です。

この夏は、奈良の街を歩きながら、 「おいしいなあ」と思わずこぼれるようなかき氷に、出会ってみませんか?

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