『第77回 正倉院展』が、奈良国立博物館 東西新館で2025年10月25日(土)〜11月10日(月)に開催されます。
今回、正倉院事務所からは77件の宝物が出陳されると発表されています。
展覧会は会期中無休。開館時間は午前8時〜午後6時、金・土・日・祝日は午後8時まで延長されます。(※入館は閉館の60分前まで)
正倉院展の公式ページにリンク
開催情報
- 会期:2025年10月25日(土)~11月10日(月) ※会期中無休
- 会場:奈良国立博物館(奈良市登大路町50/奈良公園内)
- 開館時間:午前8時~午後6時(金・土・日・祝は午後8時まで)
※入館は閉館の60分前まで - 観覧料(日時指定券):一般 2,000円、高大生 1,500円、小中生 500円
- ※日時指定券は事前予約制。ローソンチケット、CNプレイガイド、オンラインチケットなどで購入可能です。
正倉院展のチケットの公式ページにリンク


見どころ6選
木画紫檀双六局(もくがしたんのすごろくきょく)
聖武天皇の遺愛品として知られ、「国家珍宝帳」に記載される双六盤。材質や細工に高い技術が感じられる一級の調度品です。サイコロや駒も合わせて展示されます。
鳥毛篆書屏風(とりげてんしょのびょうぶ)
昭和43年以来、六扇揃っての公開となる屏風。羽毛や金箔を用いた豪華で技巧的な表現が見どころです。
瑠璃坏(るりのつき) 附 受座
ペルシヤ製と考えられるガラス器に台座が付いた器。深い紺色が鮮やかで、当時の国際交流や舶来品の存在が感じられます。
天平宝物筆(てんぴょうほうもつふで)
東大寺大仏の開眼法要に用いられたとされる筆。宗教儀礼に関わる貴重な品です。
漆塗鞘御杖刀(うるしぬりのさやのごじょうとう)
仕込み杖として用いられた特別な刀。外見は杖ですが、中に刃を仕込んでおり、武器としての役割も果たしました。漆塗りの鞘が美しく、実用性と工芸美を兼ね備えています。
黄熟香(おうじゅくこう)=蘭奢待(らんじゃたい)
正倉院の宝物の中でも特に有名な香木。織田信長や明治天皇など、歴史上の人物が切り取って用いたことで知られています。東洋屈指の香木で、その香りは時を越えて人々を魅了してきました。
観覧のヒント(おすすめの楽しみ方)
- 混雑回避:午前8時の早朝や、平日夕方が比較的ゆったり鑑賞可能。日時指定券は早めの購入がおすすめです。
- 所要時間:標準で60〜90分。解説をじっくり読むとさらに時間がかかります。
- 展示マナー:展示物に触れない、撮影ルールに従う、携帯電話はマナーを守ること。
- 関連プログラム:研究員によるレクチャーなどのイベントも実施予定(別料金で事前申込が必要)
周辺情報
奈良国立博物館は奈良公園内にあります。東大寺や春日大社、鹿と触れ合える散策路も徒歩圏内。
展覧会後は、ミュージアムショップで図録やグッズを購入するのもおすすめです。
アクセス
JR奈良駅から国立博物館までの行き方
国立博物館までJR奈良駅から徒歩で行く場合は、約2km、30分です。
バスで行く場合は、JR奈良駅東口の2番バス乗り場から発車するバス(市内循環外回り又は春日大社本殿行)に乗り、「氷室神社・国立博物館」で降ります。
近鉄奈良駅から国立博物館までの行き方
国立博物館まで近鉄奈良駅から歩く場合は、約0.9km、12分です。
バスで行く場合は、近鉄奈良駅1番バス乗場から発車するバス(市内循環外回り又は春日大社本殿行又は高畑行)に乗り、「氷室神社・国立博物館」で降ります。
まとめ

正倉院展は、天平文化の息吹を現代に伝える奈良の秋の一大イベントです。
毎年の展示は内容が異なり、同じ宝物でも数十年ぶりの出陳となることもあります。
今年は仕込み杖や蘭奢待といった話題性の高い展示品も含まれ、見逃せない内容となっています。
約1300年の時を超えて守られてきた至宝を、ぜひ奈良の地で体感してみてください。



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