【1月24日(土)】若草山の山焼き|スケジュールや鑑賞スポット紹介2026

奈良の祭りや行事

奈良の冬の風物詩「若草山焼き」。
世界遺産に囲まれた若草山が炎に包まれ、冬の夜空に大花火が打ち上がる光景は圧巻です。

300年以上続く伝統行事で、2026年も山全体への一斉点火と奈良県最大級の花火が予定されています。
昼から夜まで、奈良らしい歴史と迫力を一度に楽しめる一日です。

開催概要

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見学スポット

若草山がよく見える場所は、すべて見学スポットです。

①春日野園地や浮雲園地を中心とした奈良公園一帯(若草山がよく見える所を、ぜひ探してみてください)
②平城宮跡(かなり遠くなりますが、朱雀門や大極殿越しに山焼きを見ることができます)

有料観覧エリア
①若草山麓ゲート
昨年までは無料開放されていましたが、本年度からは事前にチケット購入(2,000円)が必要です。
(もしも、当日券が残っている場合は3,000円で購入できます。)
「有料エリア入場チケット購入方法」のページにリンク

②奈良公園バスターミナル屋上〈チケットはすでに売り切れました〉
本年度からは事前にチケット購入(2,000円)が必要となり、すでに売り切れています。

抽選エリア
県庁舎屋上からの若草山焼き観賞〈抽選は終了しました〉
募集は令和7年12月1日(月)までで、12月下旬に入場の可否が決まりました。


当日の神事の流れと見どころ

16:45 御神火奉戴祭(ごしんかほうたいさい)〔飛火野〕

行事の始まりは、春日大社境内・飛火野で行われる御神火奉戴祭です。
春日の大とんどで焚き上げられた清らかな御神火が、吉野山の金峯山寺の山伏による法螺貝の音に導かれ、厳粛な時代行列として若草山麓の野上神社へと運ばれます。

この聖火行列には、春日大社興福寺東大寺金峯山寺(吉野山)、そして奈良奉行所の役人に扮した一行、約40名が参加します。

17:05 聖火行列出発
春日大社境内・飛火野を出発し、御神火を携えた聖火行列が厳かに進みます。
金峯山寺の山伏による法螺貝の音に先導され、春日大社・東大寺・興福寺・金峯山寺、さらに奈良奉行所の役人に扮した一行、総勢約40名が、若草山麓の野上神社へと御神火を運びます。

17:25 松明点火(水谷橋付近)
水谷神社付近に設けられた松明点火場で、春日大社から受け継がれた御神火が、山焼き用の松明に分けられます

17:40 野上神社祭典
御神火を携えた聖火行列が若草山麓の野上神社に到着し、かがり火に点火されます。
ここでは、山焼き行事の無事執行を祈願する神事が執り行われ、続いて東大寺・興福寺・金峯山寺の僧侶による読経が行われます。

18:15 大かがり火点火
野上神社での祭典と読経を終えた後、御神火は山麓中央に設けられた大かがり火へと移されます。

18:15~ 奈良県最大級の大花火

大かがり火の読経が終わると、若草山一重目山頂から大花火が打ち上げられます
約15分間にわたり、およそ600発
県内でも珍しい「尺玉」を含む豪華な花火が、奈良の夜空を鮮やかに染め上げます。

この花火は、奈良出身の花火師の系譜を引く技術と、協賛企業の支えによって実現しています。
夜空に響く号砲は、山焼き開始の合図でもあります。

18:30 山焼き一斉点火

花火の余韻が残る中、法螺貝とラッパの合図とともに、
奈良市消防団 約300名が松明を手に若草山へ向かいます。

山麓中央の大かがり火から火が移され、
約33ヘクタール、周囲約3,800メートルの草地に一斉点火されます。

世界遺産・東大寺、春日大社、春日山原始林に囲まれた若草山で、延焼防止のため、徹底した安全管理のもと、古来の作法を守りながら行われる炎の祭礼です。

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鹿せんべい飛ばし大会(若草山 山麓)

若草山焼き行事当日は、山焼きや花火だけでなく、昼間から夜にかけて多彩な関連イベントが開催されます。

10時30分~14時 鹿せんべい飛ばし大会  若草山 山麓(入山は「南側ゲート」です)
※参加費 500円(競技用鹿せんべい1枚、鹿サンバイザー1個)
※定員:1,000名(なくなり次第終了)

特大の鹿せんべいを若草山から飛ばし、飛距離を競う人気イベントです。
子どもから大人まで参加でき、笑顔あふれる楽しい催しとして親しまれています。

※山麓は夕刻から有料観覧エリアとなるため、14:30に完全退場となります。


おもてなしのステージイベント(春日野園地・石舞台)

春日野園地エリアイベント
春日野園地周辺では、若草山焼きを盛り上げる賑やかなステージイベントが行われます。
※開始時刻は公式発表ではありません。

14時30分~ 和太鼓ワークショップ
15時30分~ よさこい踊りが披露
16時45分~ 祝い太鼓
18時30分~ 奉納演奏(燃え上がる若草山を背景にした演奏)
19時~19時20分 フィナーレ演奏


若草山焼きの起源と歴史

若草山三重目山頂には、前方後円墳の鶯塚(うぐいすづか)古墳があります。

この古墳の霊を鎮めるため、山を焼くと災いが起きないと信じられてきました。

江戸時代には、放火防止を目的として
東大寺・興福寺・奈良奉行所が立ち会う公的行事となり、
現在の若草山焼き行事へと受け継がれています。


若草山について

標高342m。全山が芝生に覆われた、なだらかな三つの丘です。
春は桜、秋は紅葉とすすき、年間を通して鹿の姿が見られます。

山頂展望台からは、奈良市街の夜景を一望できます。
※山焼き当日は14:00~20:00頃まで、新若草山ドライブウェイは通行止めとなります。


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まとめ

春日大社・東大寺・興福寺の神仏が習合し、先人の霊を慰め、奈良の防火と世界の平和を願う――それが若草山焼き行事です。

燃え盛る炎の向こうに、奈良が守り続けてきた「祈りのかたち」を感じてみてはいかがでしょうか。

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