【10月19日】うたの秋祭り|時間帯や駐車場のまとめ2025

うたの秋祭りイラスト画像 奈良の祭りや行事

宇陀市菟田野(うたの)地区で、千年を超える伝統を誇る秋の大祭「うたの秋祭り」が行われます。
年に一度、男神と女神が出会う神秘の行列と、1トンを超える太鼓台が練り歩く勇壮な姿は圧巻です。

開催情報、過去のタイムスケジュール

  • 開催日:2025年10月19日(日)
  • 開催場所:宇太水分神社・惣社水分神社・菟田野地区全域
  • 開催時間:午前から夕方まで(終日開催)

一日の流れ(参考に、過去のタイムスケジュールを紹介します
07:00    各地域の太鼓台が宇太水分神社へ向けて出発
08:00    惣社水分神社で神事
08:30    惣社水分神社から、鳳輦神輿(ほうれん みこし)を中心にお渡り行列が出発
     ※途中10か所で神事
11:30    6基の太鼓台が松井地区に集結して、町を練り歩く
11:30    勝林寺前で、男神の使者から女神へ「お化粧品の贈り物」を渡す神事
12:30    太鼓台が 地蔵の辻 交差点を通過
13:00    お渡り行列が 地蔵の辻 交差点を通過
14:00    お渡り行列が宇太水分神社に到着/一年に一度の男神と女神の対面神事
15:00    境内で太鼓台の練り合い・競演
18:00〜19:00     各地域の太鼓台が帰還(終了)

お問い合わせ:宇太水分神社(0745-84-2613)、宇陀市観光協会(0745-82-2457)
当日のお問い合わせ先:榛原駅前観光案内所「じゆうだテラス」(0745-88-9049)


アクセス

  • 最寄駅:近鉄「榛原駅」
  • バス:「菟田野」行き乗車(約20分)→「古市場水分神社前」下車、徒歩約3分
  • 駐車場「奈良カエデの郷ひらら」googleマップの下にある観光駐車場が利用可能だそうです。
    ただし、時短帯によっては満車になる可能性があるそうです。

    ※案内には、公共交通機関の利用がおすすめとなっています。


勇壮と雅が織りなす「うたの秋祭り」とは

「うたの秋祭り」は、国宝・宇太水分神社(うだ みくまりじんじゃ)と、惣社水分神社(そうしゃ みくまりじんじゃ)の間で行われる由緒ある祭礼。
その起源は1200年以上前
と伝わります。

この日、惣社水分神社の祭神・速秋津姫命(はやあきつひめのみこと/女神)が、夫である宇太水分神社の祭神・速秋津彦命(はやあきつひこのみこと/男神)に会うため、神輿に乗って渡御します。

往復約12kmの道のりを、毛槍・花籠・神輿太鼓などを従えて練り歩く姿はまさに壮観。
沿道には古式ゆかしい衣装をまとった人々が続き、悠久の時を感じさせる優美な行列が続きます。


太鼓台が揺れる!迫力の練り歩き

祭りの見どころのひとつが、菟田野各区から繰り出す6基の太鼓台
それぞれの太鼓台は重さ1トンを超え百十数人の男衆が力を合わせて担ぎ上げます。

勇壮な掛け声とともに練り歩くその光景は、まさに「大和の秋を代表する祭り」と呼ぶにふさわしい迫力です。
神輿渡御の厳かさと、太鼓台の熱気が入り混じる菟田野のまちは、この日、一年で最も賑わいを見せます。


神聖な舞台「宇太水分神社」

宇太水分神社は、古代より「水の神」を祀る社として信仰を集め、本殿は国宝にも指定されています。
その社殿を舞台に、太鼓台の競演と御渡行列が行われる光景はまさに圧巻。
五穀豊穣と人々の願いをのせた秋の絵巻が、静かに、そして力強く繰り広げられます。


まとめ

勇壮な太鼓台と、千年の歴史を刻む神輿渡御が織りなす「うたの秋祭り」。
古の風景が今も息づく宇陀・菟田野で、秋の一日を過ごしてみませんか?
熱気と神聖さが共鳴する瞬間を、ぜひその目でお確かめください。






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