奈良市の春日大社では、毎年8月14日と15日の夜に「中元万燈籠(ちゅうげんまんとうろう)」が行われます。
境内にある約3,000基の石燈籠と釣燈籠すべてに火が灯され、夏の夜の境内が幻想的な光に包まれます。
節分の夜に行われる「節分万燈籠」と並び、春日大社を代表する行事のひとつです。
ここでは、2026年の中元万燈籠の開催情報や見どころをご紹介します。
春日大社の公式ページにリンク(8月の年中行事一覧)
「魅力いっぱい奈良」の「春日大社」
「魅力いっぱい奈良」の「奈良公園の歩き方」
開催情報
行事名:中元万燈籠(ちゅうげんまんとうろう)
開催日:2026年8月14日(金)・15日(土)
時間 :19:00頃~ 全燈籠に点灯
21:30頃 閉門予定
場所:春日大社 境内一円
拝観:回廊内特別参拝は700円。3,000円以上の初穂料で献燈可。
お問い合わせ:0742-22-7788(春日大社)

中元万燈籠とは
中元万燈籠は、毎年8月14日・15日の夜に行われる春日大社の神事です。
境内には石燈籠約2,000基、釣燈籠約1,000基の、合わせて約3,000基の燈籠があります。
このすべてに火が灯され、人々の諸願成就が祈願されます。
回廊内特別参拝では、灯りがともされた釣燈籠を間近に眺めながら回廊を巡ることができます。
また、3,000円以上の初穂料で献燈することもできます。
約3,000基の燈籠がつくる幻想的な光景
中元万燈籠の見どころは、境内を彩る約3,000基の灯火です。
石燈籠が並ぶ参道から御本殿付近、そして釣燈籠が連なる朱塗りの回廊まで、境内のいたるところに柔らかな光が広がります。
特に回廊内では、灯りに照らされた釣燈籠と朱色の柱が美しく重なり、昼間とは違う春日大社の幻想的な姿を見ることができます。






燈籠に込められた人々の願い
春日大社の燈籠は、平安末期から現代まで、春日の神を崇敬する人々によって奉納されてきました。
家内安全や商売繁盛、武運長久、先祖の冥福向上など、さまざまな願いが込められています。
境内には、伝・関白藤原忠通奉納の「柚木型石燈籠(ゆのきがた いしどうろう)」(1136年)や、藤原頼通の寄進と伝わる「瑠璃燈籠(るりとうろう)」(1038年)など、由緒ある燈籠も残されています。
まとめ

春日大社の中元万燈籠は、8月14日・15日の2日間、約3,000基の燈籠すべてに火が灯される特別な行事です。
夏の夜、朱塗りの回廊や参道を照らす無数の灯火は、昼間とは違う春日大社の美しい姿を見せてくれます。
幻想的な光に包まれた境内を歩きながら、春日大社に受け継がれてきた歴史と人々の祈りを感じてみてはいかがでしょうか。



コメント