

法隆寺は聖徳太子により、607年ごろに建てられました。おそよ1400年の歴史をもつ大伽藍です。
世界最古の木造建築物であるとともに、数多くの寺宝を所有しています。
国宝だけでも、建物も含めて39件あります。
1993年年に、日本最初のユネスコの世界文化遺産に登録されました。


参道から伽藍周辺

法隆寺参道
この奥に、法隆寺の西院伽藍があります。



南大門

南大門から西院伽藍を望む

南大門から西院伽藍に向かいます。

手水舎(ちょうずや)
修学旅行生もたくさん訪れていました。
若い人たちに、日本の歴史や宝をたくさん知ってもらいたいものです。



中門
普通は、南大門よりも中門の方が大きいそうです。
(東大寺は、南大門の方が大きいです。)



右と左の阿吽像(あうんぞう)

法隆寺は、日本で一番最初にユネスコの世界遺産に登録されました。
西院伽藍

五重塔(国宝)
現存する五重塔としては世界最古の塔。
高さ34m
飛鳥時代の建立で、塔を貫く心柱は、6世紀末に伐採されたヒノキ材を使っています。
聖徳太子がお生まれになったのは574年、摂政になったのは20歳の時で594年ですので、ちょうどそのころに伐採された木です。

法隆寺の中心です。
五重塔、金堂、大講堂、鐘楼、回廊など、見どころいっぱいです。

五重塔から上に伸びる「相輪」に、4つの鎌が付いています。
雷が落ちないように、という魔除けと考えられています。


現在では、避雷針からの導線が地面まで延びているため、雷の被害はありません。
「雷が鳴りだしたら、建物の中に避難すると、安全ですよ」と職員さんに教えていただきました。

金堂

重い屋根を支え、風雨から守るために、とても複雑な木の組み方をしています。
木だけで、よくこれだけの骨組みができるものだと感心します。

金堂
現存する世界最古の木造建築物です。
堂内に安置された仏像は、飛鳥時代を代表する遺産です。
釈迦三尊像(国宝)
薬師如来像(国宝)
阿弥陀三尊像(重要文化財)
吉祥天(国宝)
四天王像(国宝)

中門・内側のエンタシスの柱
柱の中央が太くなっています。
エンタシスは古代ギリシャの神殿建築の流れを汲むと言われています。


回廊から見る景色
連子窓(れんじまど)から外の景色が美しく見えます。


大講堂
西院伽藍の一番北にある建物です。
平安時代の建物で、国宝です。


回廊から大講堂をのぞみます。

道具も現在のような使いやす物でなく、それまでに巨大な建造物をほとんど造っていないために、大工の技術もそれほどなかった時代に、よく造ったものだと感心します。

うまく力を分散して受け止めています。

鐘楼

西円堂周辺

三経院(さんぎょういん)・西室(にしむろ)(国宝)

三経院は、かっては僧侶が居住していました。
現在は、聖徳太子が著された「三経」の講義を寺僧が行っているそうです。

西室

西円堂(国宝)
薬師如来像を安置する八角円堂です。
隣に鐘楼があります。



鐘楼
大鐘の横に五重塔が見えます。


五重塔と大講堂を、斜め後ろから見ています。
聖霊院周辺

聖霊院(国宝)
聖徳太子信仰が高まるにともなって、聖徳太子の像を安置するためにつくられました。

奥に聖徳太子像が安置されています。
暗くて、はっきりとは見えませんが、正座をして、向き合わせていただくことはできます。
御朱印をいただくために、右側で何人かが並んでいます。

西霊院前から、再度、五重塔を振り返りました。

きれいで、素晴らしい燈籠を見つけました。
石細工の技術も素晴らしいです。
戦国時代にやってきた宣教師が、「石灯篭の細工の素晴らしさに驚いた」という話を思い出しました。

聖霊院の横です。

夢殿

西院伽藍から東院伽藍に向かう道
少し先に、夢殿(東院伽藍)が見えます。

横の道も趣がありました。

夢殿(国宝)
印象的な八角円堂で、東院伽藍の中心です。
天平時代の創建です。
夢殿の名称は、聖徳太子の夢の中に現れた金人(こんにん:金色の仏像のこと)の伝説に由来します。
この地は、聖徳太子の「斑鳩の宮」の跡です。

絵殿・舎利殿(重要文化財)

絵殿・舎利殿(重要文化財)
聖徳太子が2歳の春に、東に向かって合掌され、その掌中から出現したという舎利(お釈迦様の遺骨)を安置する建物です。
また、西側には、聖徳太子が成し遂げた業績を描いた障子絵を納めた絵殿があります。


礎石の上に柱を立てているのがよくわかります。

鐘楼

手水鉢(ちょうずばち)

鳳凰と思います。
中宮寺

中宮寺
夢殿の左奥にあります。
中宮寺も世界遺産に登録されています。




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