


仁王門周辺まで

五重塔から奥の院までは、長い階段が続きます。
その景色も素晴らしいです。

橋を渡ると室生寺の境内です。
室生寺は、真言密教の寺で、「女人高野(にょにんこうや)」と古くから呼ばれています。
高野山は女人禁制が明治38年まで続いていましたので、女性は高野山の代わりに、この「室生寺」にお参りに来ました。

橋から見た室生川の景色
この川の少し上流に「龍穴神社(りゅうけつ神社)」があります。
徒歩10分ほどですので、時間があるようならぜひ訪れてください。
近鉄室生口大野駅からのバスは、室生寺を通って、龍穴神社が終点です。帰りのバスは龍穴神社から出発し、室生寺を経由して室生口大野駅に戻ります。

太鼓橋が見えます。

行き方紹介
近鉄大阪線の室生口大野駅からバスを利用します。
すぐ近くに「龍穴神社」があります。バスは、この神社が終点です。
車で大阪や名古屋方面から来る場合は、名阪国道の小倉インターで降り、「やまなみロード」という広域農道を走ると、終点が龍穴神社です。

女人高野 室生寺
橋の手前にも石の標識がありました。


入口で迎えるように立つ「三宝杉」
大杉が三本、並んで立っていましたが、2022年に一本が倒れ、現在は2本の三宝杉となりました。

仁王門



バン字池

バン字池
仁王門をくぐると、左手にある池です。
梵字(ぼんじ)の「バン」という文字の形をしています。

金堂周辺

鎧坂(よろいざか)
金堂に向かう階段です。
鎧(よろい)の草摺(くさずり:鎧の腰から太ももを守る部分)のように見えることから、この鎧坂という名前が付きました。
本堂周辺

金堂(国宝)
金堂(国宝)
9世紀中旬に建てられたものであり、室生寺の中でも最も古い建物の一つです。
「懸造(かけづくり)」という建築法で、石組の壇上に立っています。
金堂内の中央の本尊は釈迦如来立像(国宝)で、榧(かや)の一木造りです。平安時代初期の仏師の技術の高さを示しています。
向かって左に文珠菩薩立像、右に薬師如来立像が安置されています。


弥勒堂(重要文化財)
内部には、国宝の釈迦如来坐像がまつられています。

本堂

本堂(灌頂堂:かんじょうどう)
国宝です。
真言密教において一番重要な儀式である灌頂(かんじょう)を行うお堂です。
1308年に建立されました。
五重塔

五重塔(国宝)
平安時代初期の建立で、室生寺では一番古い建築物です。
国内で一番小さな五重塔です。
1998年の台風によって、5層のひさしのすべてが倒木によって破壊されましたが、2000年に修復工事が完成しました。





五重塔横の社
奥の院

五重塔からさらに奥に進むと、奥の院への道になります。その風景を紹介します。









奥の院が見えてきました。
かけ造りの建物です。



奥の院の常燈堂は、「懸造(かけづくり)」で急な斜面に柱が立っています。


階段を登りきったところに「奥之院」があります。

御影堂(みえいどう)
弘法大師空海像をまつっており、大師堂とも言います。

常燈堂




七重石塔


常燈堂から、室生の里が下の方に見えました。















コメント