奈良から柳生への道が「滝坂の道(柳生街道)」で、石畳の道とも呼ばれています。
柳生藩は柳生新陰流で有名で、代々、将軍家の剣術指南役を務め、その剣術を求めて多くの剣豪が柳生をめざしました。
(このページでは、ふもとから途中の峠までの往復のコースを説明しています。)


奈良から峠まで

滝坂の道(柳生街道)
奈良市の東部に柳生はあります。
柳生藩は1万石と小さな藩でしたが、代々、将軍家の剣術指南役を務めました。
「人を生かす、平和の剣」と言われる柳生新陰流の剣を求めて、多くの剣豪がこの道を通って柳生に向かいました。石畳の道とも呼ばれているように、石畳がずっと敷かれています。
奈良公園の南から、春日山原始林の南端を通って、峠まで登り道が続いていきます。

入口は、市内循環の「破石(わりいし)」のバス停から東の山に向かって歩いて行ったところです。もしくは、春日大社本殿から、南に向かう「上の禰宜道(かみのねぎみち)」を通って、この分岐点まで来ることができます。
東海自然歩道に指定されていますので、その標識を目印にするとわかりやすいです。

円成寺までのコース案内板
柳生は、円成寺からさらに9km先です。

入口付近です。
まだ、急な坂道ではありません。
このあたりから、石畳の道になります。

能登川(のとがわ)に沿って登っていきます。
左手がユネスコの世界遺産の「春日山原始林」、右手は高円山(たかまどやま)です。


夕日観音
鎌倉時代の弥勒摩崖仏で、夕日に美しく染まって見えます。
道から、見上げてのぞみます。


朝日観音
早朝の朝日に最初に照らされることから、この名前が付きました。
石造には文永2年の銘(1265年)があります。
元寇の「文永の役」は1274年ですので、その9年前に彫られたものです。


道端には何本もの巨木があります。










忍辱山円成寺(にんにくせんえんじょうじ)から峠まで

忍辱山(にんにくせん)のバス停
円成寺(えんじょうじ)は、このバス停のすぐ横です。
JR奈良駅や近鉄奈良駅かのバスは、本数が限られていますので、予め時間を調べておく必要があります。

円成寺入口





円成寺からの柳生街道の入口
奈良をめざします。



このような道が続きます。
東海自然歩道で、整備された歩きやすい道です。
ここから峠までは、急な坂道はありません。

峠の茶屋まで3.6km
円成寺まで0.9km
となっています。
円成寺から峠までは約5kmのコースです。

誓多林(せたりん)の集落まできました。峠の茶屋はこの集落の峠川のはずれにあります。

誓多林の集落です。

峠の茶屋
多くの剣豪が柳生の里をめざし、途中、この茶屋で休憩したそうです。


春日奥山ドライブウェイに到着です。
このまま奈良に向かって下っていくか、ドライブウェイを歩いて鶯の滝経由で若草山頂上を目指すかのいずれかです。



春日山石仏群に寄りました。





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