大極殿跡の南側に広がる「秋ゾーン」では、約24,000平方メートルの敷地に、4種類・約240万本のコスモスが咲き誇り、橿原の山々や大和三山を背景にした壮大な景観が広がっています。
10月28日現在、藤原宮跡のコスモスは満開から満開を少し過ぎた状態です。やや早く見ごろを迎えた東側エリアの花はピークを過ぎていますが、その頃まだ咲いていなかった別のエリアが今ちょうど見ごろを迎えています。
藤原宮跡のコスモスの開花状況(2025年10月28日)
大極殿跡の南側に広がる「秋ゾーン」では、約24,000平方メートルの敷地に、4種類・約240万本のコスモスが咲き誇り、橿原の山々や大和三山を背景にした壮大な景観が広がっています。



アクセス
- JR万葉まほろば線「畝傍駅」 徒歩約30分
- 近鉄大阪線「耳成駅」 徒歩約30分
- 近鉄橿原線「畝傍御陵前駅」 徒歩約30分
- 近鉄「大和八木駅」 → コミュニティバス「橿原市藤原京資料室」下車すぐ
かしはらしコミュニティバスへのリンク - ※無料の駐車場が数ヵ所あります

コスモス畑の特徴
藤原宮跡花園のコスモス畑は、「藤原宮跡整備協力委員会」の地元住民の皆さんによって丹精こめて育てられています。
区画ごとに色や品種が異なり、見る場所によってまったく違う表情を見せてくれます。
- 主な見ごろ:10月上旬~10月下旬
- 品種例:センセーション、イエローキャンパス、ピコティ、シーシェル(筒状花びら)など
大和三山を望む絶景スポット
藤原宮跡は、日本最初の本格的な都城「藤原京」の中心地。
香具山・耳成山・畝傍山の大和三山に囲まれ、四季折々の自然と歴史が交わる場所です。
特にコスモス畑越しに望む香具山方面の眺望は、「重要眺望景観」に指定されており、映画『朱花の月(はねづのつき)』などのロケ地にもなりました。
※近くに「おふさ観音」や「今井町」があります。また、明日香もそれほど遠くありません。
おふさ観音では「秋バラ」が咲き始めました。今井町や明日香の散策にも最適な季節となっていますので、一日この周辺で過ごす予定なら、ぜひ訪れてみてください。
まとめ

藤原宮跡の広大な花園では、今年も240万本のコスモスが見ごろを迎えています。
色とりどりの花畑と大和三山を望む絶景は、まさに秋の奈良を代表する風景です。



コメント