【10月24日】秋の大神祭(おおみわさい)|詳細やアクセス・駐車場2025

秋の大神祭の小さい画像 奈良の祭りや行事

桜井市・三輪の「大神神社(おおみわじんじゃ)」では、毎年10月下旬に「秋の大神祭(おおみわさい)」が執り行われます。
伝承によれば、崇神天皇の御代にはじまると伝えられ、二千年もの歴史をもつと言われる由緒ある大祭です。

春の大神祭と並ぶ大神神社の例祭であり、国家安泰・五穀豊穣・氏子の無病息災を祈る荘厳な神事として、今も変わらず受け継がれています。

開催情報

大祭式    10月24日(金)

 10:00~  大祭式
 午後から  太鼓台の町内練り歩き
 15:00ごろ 太鼓台が拝殿前に集合し、神職によりお祓い
       その後、お供えの紅白の小餅授与


開催場所   大神神社 拝殿及び周辺(奈良県桜井市三輪1422)

拝観料    無料(宝物収蔵庫のみ有料:大人300円・高校生以下100円)
お問い合わせ 大神神社(0744-42-6633)
公式サイト https://oomiwa.or.jp/
※10月23日(木) 15:00~ 宵宮祭、25日(土) 10:00~ 後宴祭

アクセス・駐車場情報

  • 最寄り駅:JR三輪駅から徒歩5~10分
  • 駐車場:参拝者無料駐車場あり(JR踏切西側)
    ※普通車590台(通常無料/正月特別期間は有料)
     祭事や週末・祝日は満車になりやすいのでご注意ください。


巫女による神楽「うま酒みわの舞」

祭典当日には、巫女4人がご神木の神杉を手に、神楽「うま酒みわの舞」を奉奏します。
この神楽は、大神神社の御神徳である「うま酒」の伝説に由来し、神々への感謝と豊穣の喜びを表す舞です。

神前には紅白の小餅が供えられ、豊作や家業繁栄を祈願する意味を込めて祭りの終わりに授与も行われます。

太鼓台と神輿が練り歩く、三輪の里のにぎわい

午後になると、三輪の町は一転して活気にあふれます。
氏子の子どもたちや青年会の太鼓台が町中を練り歩き、午後3時ごろには拝殿前に集合。

各町内の神輿も拝殿前にそろい、神職によるお祓いが行われます。
豆絞りの手拭いに法被姿の若者たちや子どもたちが威勢よく掛け声を上げ、三輪の町全体が祭りの熱気に包まれます。

その後には、お供えの紅白の小餅が授与され、豊作と平安を感謝する温かなひとときが訪れます。

三輪は「三輪そうめん」の本場です

日本最古の手延べそうめんとして知られる三輪そうめん。極細ながらしっかりとしたコシ、つるっとしたのどごしが魅力です。
参道横には、三輪そうめんを提供する食堂が何軒かあります。
また、国道169号線沿いには、そうめん製造元の直売所やレストランが並んでいます。
冷麺やにゅうめんを試してみるのも、まつりのすばらしい思い出の一つになるはずです。
魅力いっぱい奈良の「奈良の名物料理は?」のページにリンク


おわりに

「秋の大神祭」は、古くから続く三輪の秋まつりです。
朝の祭典から、午後の太鼓台や神輿の行列まで、一日を通して楽しめます。
三輪のまちのにぎわいを、ぜひ見に来てください。


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