大和大納言・秀長(豊臣秀長)の郡山城天守台で、今年も 観月会(かんげつかい) が開催されます。満月を愛で、雅楽や朗誦、和のおもてなしを楽しむ特別な夜をお楽しみください。
開催概要
・日時:令和7年10月6日(月曜日)17:30~20:30 ※雨天中止
・場所:郡山城天守台展望施設周辺
・参加費:無料 (ただし観月茶会は有料)
※観月茶会は、お菓子がなくなり次第終了となります。
・主催:郡山城にぎわいづくり実行委員会
・共催:大和郡山市/大和郡山市観光協会/大和郡山市商工会/柳澤神社/明日のお城と城下町を考える会/郡山女性ネットワーク
(お問い合わせ)大和郡山市まちづくり事業課 TEL 0743-53-1151(内線631)
内容・見どころ
雅楽演奏(青丹雅楽会)
静かな音色が、夜空と城跡の雰囲気に溶け込む雅楽の演奏。時代を超えた音が秋の夜をいっそう深くします。
古事記朗誦 やまとかたり(大小田さくら子さん)
日本の古典、古事記の物語を朗々と語る「やまとかたり」。神話の世界へ誘う語り口が、月明かりのもとで一層幽玄に。
観月茶会(有料)
月見とともに和のお茶とお菓子でほっと一息。風雅なひとときを楽しんでいただけますが、お菓子がなくなり次第終了となりますのでお早めに。
御菓子等販売
・中嶋源九郎餅本舗
・今西商店
・にこカフェ
・モリカ米店 和カフェモリカ
・さや香茶
・大和郡山市4hクラブ
・炭火焼き鳥 すみのおもい(キッチンカー)
※9月11日時点の予定です。変更になる可能性もあります。
アクセス
- 近鉄郡山駅から徒歩約7分
- JR郡山駅から徒歩約15分
観覧・来場のヒント
- 月明かりのもと、天守台からの眺望も魅力の一つ。夜景や奈良盆地の灯りが見える絶景ポイントです。
- 暖かい服装を用意しましょう。夜は冷えることがあります。
- 懐中電灯を持って歩くと安心。足元が暗くなる場所もあります。
- 備えとしてレジャーシートや小さな敷物があると便利。座席は準備されていません。
- 公共交通機関を使い、徒歩での来場がおすすめです。
郡山城の見どころ

奈良県大和郡山市にある郡山城跡(大和郡山城)は、戦国から江戸時代にかけての歴史を今に伝える、風情ある城址です。
築城の始まりは天正8年(1580年)、筒井順慶が本拠を郡山に移したことでした。
その後、豊臣秀吉の実弟・秀長が大改修を行い、城下町の整備を進めたことで、商人や職人が集う賑やかな町が形成されました。
江戸時代には柳沢氏が城主を務め、明治維新まで城の歴史は続きました。建物の多くは失われましたが、現在も石垣や堀、門、櫓などが復元・整備され、城の面影を色濃く残しています。

天守台展望施設からの眺めは必見で、奈良盆地や薬師寺、興福寺、若草山、平城京大極殿などを一望できます。
石垣には、墓石や石仏を転用した「転用石」が多く使われ、その中には逆さに置かれた「さかさ地蔵」もあり、歴史の重なりを感じさせます。
追手門(梅林門)や追手向櫓、追手東隅櫓、多聞櫓などの復元建造物、さらに内堀や曲輪(本丸・二之丸・毘沙門曲輪など)の跡も、往時の防備の様子を伝えています。

また、郡山城は「日本さくら名所100選」に選ばれており、春になるとお城まつりで多くの花見客が訪れます。城下町には町家や和菓子店、藍染めなどの伝統工芸店が残り、散策しながら地元の文化に触れられます。柳沢文庫では郡山藩や柳沢氏に関する史料を展示しており、ボランティアガイドによる解説も充実。歴史や文化を深く知りたい方にとっても、郡山城は魅力あふれるスポットです。
まとめ

歴史ある郡山城の石垣と展望施設が、月の光に照らされる一夜。雅楽の調べ、古典の語り、和菓子の甘い余韻。変わらぬ情緒と新たな出会いが交錯する観月会は、秋の特別な思い出となることでしょう。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。



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